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【ポイントが現金を生む】身近なポイントを資産化する方法

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この記事では、身近なポイントを資産化=ポイントが現金を生み出す状況の作り方について紹介します。

楽天ポイントやポンタポイント、dポイントなどメジャーなポイントがいくつかありますが、みなさんはどのように利用しているでしょうか?

私の場合は、証券口座で株の購入にポイントを利用しています。

いわゆるポイント投資ってやつです。

ポイントを資産化する方法=ポイント投資

すでにサービスは終了してしまいましたが、2020年8月にLINE証券を開設し、貯めたLINEポイントをせっせと株の購入に利用する作業を約3年続けました。

投資資金はLINEポイントのみで現金は一切使用していません。その結果、評価額は100万円を超え、年間にもらえる配当金は3万円弱の水準となっていました。

重要なのはあぶく銭的な存在のポイントを活用して、年間3万円弱の現金を毎年生み出す仕組みを作れたことです。

以下の表は、LINEポイント(LINE証券)で購入し保有している銘柄と配当額の一覧です。

計50銘柄保有しており、配当金は権利確定月で纏めています。

ポイント投資を行っていく中で気付いたメリットがもう一つあります。

それは、株主優待を獲得するスピードをポイント投資が加速させてくれることです。

ポイント投資で株主優待を効率的に獲得

ポイント投資専用口座であるLINE証券でヤマハ発動機(証券コード:7272)を21株保有しています。また、私のメイン口座であるSBI証券では同銘柄を79株保有中です。

2つの証券口座で端数株を保有している状況ですが、ヤマハ発動機側から100株認定され優待をもらうことができました。

購入単価で計算すると、61,131円相当(2911円×21株)はLINEポイントで賄い、浮いた現金はその他の銘柄に投入することができます。

このようにポイント投資を併用することにより、株主優待を獲得するため銘柄を単元化する作業が効率的に行えます。なおかつ、投入している原資はポイントなので、損益は気にせず気楽に投資することができます。ポイント投資は、精神衛生的にも悪くないと思います。

ただ、重要な注意点が1つあります。

株主優待の獲得にポイント投資を活用しようと考えているならば、ポイント投資に使用している証券口座が、単元未満株(端数株)の名義をどう扱うか必ず確認しましょう。

端数株の取り扱い(保有名義)

ポイント投資を実施する場合、ポイントの性質上、少しずつ株を購入するケースが多いはずです。そのため、単元未満株・端数株の状態で保有する状況になると思います。

日本株は100株単位(=1単元)で取引することが基本であるため、1株から購入できる証券会社は限られています。その限られた証券会社の中から、単元未満・端数株の保有名義を購入者本人として扱ってくれる証券会社を選択しましょう。

証券会社によっては、端数株での保有は保有名義が証券会社となり、購入者の持ち分としてカウントされません。つまり、必要な株数を保有していても、株主優待をもらえないリスクがあります。

私が調べた限りでは、SBI証券・楽天証券・auカブコム証券・LINE証券(2023年にサービス終了)は端数株保有でも、保有名義を購入者本人として扱ってくれます。

ポイント投資を活用して株主優待を獲得した銘柄

証券会社を2~4つ組み合わせて、株主優待を獲得した(獲得予定含む)銘柄は以下の通りです。SBI証券は全額現金、LINE証券(LINEp)とauカブコム証券(ポンタp)は全額ポイント投資です。楽天証券は一部楽天pを充当していますが、現金も入れています。

  1. アステナHD:SBI証券70株、LINE証券30株
  2. 日本取引所G:SBI証券84株、LINE証券16株
  3. ライオン:SBI証券88株、LINE証券11株、auカブコム証券1株
  4. ヤマハ発動機:SBI証券79株、LINE証券21株
  5. ひろぎんHD:SBI証券68株、LINE証券24株、auカブコム証券8株
  6. イオンモール:SBI証券74株、LINE証券26株
  7. JIA:SBI証券77株、LINE証券23株
  8. 東京個別指導学院(優待廃止済み):SBI証券78株、LINE証券22株
  9. イオン北海道:SBI証券456株、LINE証券44株
  10. イオンディライト:SBI証券44株、LINE証券56株
  11. フジ:SBI証券92株、LINE証券8株
  12. 日本毛織:SBI証券72株、LINE証券20株、auカブコム証券8株
  13. エディオン:SBI証券74株、LINE証券26株
  14. ヤマダHD:SBI証券46株、LINE証券50株、auカブコム証券4株
  15. ケーズHD :SBI証券98株、LINE証券2株
  16. コジマ:SBI証券75株、LINE証券11株、auカブコム証券9株、楽天証券5株
  17. イエローハット:SBI証券99株、LINE証券1株
  18. アスクル:SBI証券76株、LINE証券14株、auカブコム証券10株
  19. イオン:SBI証券83株、LINE証券9株、auカブコム証券6株、楽天証券2株
  20. 早稲田アカデミー:SBI証券90株、auカブコム証券10株

ポイントでのカバー率は1~56%とマチマチですが、半数以上をポイント投資分で購入している銘柄もあり、ポイント投資も捨てたもんじゃないと実感しています。

ポイント投資×証券会社

ポイントを株の購入に利用できる証券会社はいくつかあります。

ただ、端数株の保有名義を購入者本人として扱ってくれる証券会社、および投資できるポイントの組み合わせはこの通りです。

証券会社 投資できるポイント 手数料
SBI証券 Tポイント
Pontaポイント
手数料無料。
楽天証券 楽天ポイント 手数料無料。
auカブコム証券 pontaポイント 約定代金の0.55%。
最低手数料は52円(税込)。

手数料でみると圧倒的にSBI証券が有利、そしてTポイントとPontaポイントの2種類を株の購入に充てることが可能です。また、東京証券取引所に上場している全ての銘柄を1株から購入可能です。ただ、Vポイントをメインポイント設定にしている方は、その他のポイントを株の購入に充てることができませんので注意が必要です。
※Vポイントは投資信託のみ利用可

楽天証券は貯まりやすい楽天ポイントを使用できる点がメリットでしょう。期間限定ポイントや他社ポイントから交換した楽天ポイントは使用できませんので要注意です
また、銘柄は限られますが、端数株をリアルタイムで約定できるのが良いですね。

ただ、1株投資が可能な銘柄数が少ないのが欠点です。銘柄数は徐々に増えてはいますが、SBI証券・auカブコム証券に比べると少ないです。

auカブコム証券は必ず最低手数料52円が発生することから、手数料での比較ではSBI証券・楽天証券に劣後します。ただ、東証プライム・スタンダード・グロースの全銘柄を端数株で購入できる点はメリットです。

メリット・デメリットを考慮した上で、ポイント別のおすすめ証券会社

  • Tポイント:SBI証券
  • Pontaポイント:SBI証券
    ➡SBI証券のメインポイントをVポイントに設定しているならばauカブコム証券
  • 楽天ポイント:楽天証券

Tポイント・Pontaポイントを株の購入に利用したい方はSBI証券が最もおすすめですが、メインポイントの設定次第です。

三井住友カードのクレカ積み立てのため、Vポイントをメインに設定している人も多いでしょう。

楽天ポイントなら楽天証券一択になります。

私の場合はSBI証券でメインポイントをVポイントに設定しているため、Pontaポイントはauカブコム証券でポイント投資を行っています。楽天ポイントはもちろん楽天証券です。

投資できるポイントを増やすためにやっていること

前述の通り、過去実施していたLINEポイント投資は、3年間の運用で100万円の大台を超えました。含み益が約20万だったので、実際に投入したポイントは80万弱です。年間26-27万ポイントを投入していった計算になりますが、ポイントの稼ぎ頭はアンケートサイトとポイントサイトでした。

具体的には以下3つのサイトです。いずれも無料で利用できます。

  • マクロミル(アンケートサイト)
  • モッピー(ポイントサイト)
    ※登録時に紹介コード【Z2dhe12e】を入力すると、追加ポイントもらえます
  • ハピタス(ポイントサイト)

マクロミルは、隙間時間を使って月平均3,000p前後稼げた印象です。稼いだマクロミルポイントは各種ポイントに変換可能です。アンケートによっては、インタビュー(現地またはウェブ)を依頼され、一気に3,000~8,000pほど稼ぐことができました。

モッピーとハピタスは、日常生活の様々な場面で稼ぐことができます。

  • クレジットカード・キャッシングカードの申し込み
  • 証券・銀行口座の申し込み
  • ふるさと納税
  • ホテル・飛行機の予約
  • インターネット・携帯の申し込み(又は乗り換え時・MNPなど)
  • 口コミサイトへの投稿
  • 写真プリント
  • クリーニング
  • セミナー参加
  • 無料資料請求
  • サブスクの申し込み
  • ネットショッピング(楽天・ロハコなど)
  • 転職エージェントへの登録

これらは私が利用した案件の一例ですが、何か申し込んだり契約したりする場合は、モッピーかハピタスで対象案件がないか確認することを強くおすすめします。

直接申し込むのではなく、モッピー・ハピタスのサイトを経由するだけで数百円から数万円相当のポイントを獲得できます。しかも、ただサイトを経由するだけなので無料かつノーリスクです。

案件毎の獲得ポイントはモッピーが良い場合もあれば、ハピタスの方が良い場合もあります。また、どちらかしか扱っていない場合もあります。両方とも会員登録しておいて、両サイトを確認できるような状態にしておくのが漏れなくベストです。

獲得したポイントは、モッピーとハピタスのどちらももTポイント・Pontaポイントへ変換可能です。
※私の場合、稼いだポイントは全てLINEポイントやPontaポイントへ変換し、株の購入に充てました。

楽天ポイントへも変換可能ですが、変換した楽天ポイントはポイント投資に利用できませんのでご注意ください。楽天ポイントだけはポイント投資を行う場合、楽天グループのサービスを利用して通常ポイントを稼ぐ必要があります。

ポイント投資のメリット

ポイント投資を行う上で最大のメリットは、ノーリスクであることです。

ポイントはいわゆるあぶく銭的なポジションで獲得することがほとんどでしょう。

つまり、無くなっても生活には支障をきたしません。

そのため、これから新規で株を始めよう、勉強したいと考えている方や、小遣い制で少額しか投資にまわせない方にポイント投資は特にオススメです。

また、日ごろからガッツリ投資を行っている方は、潤沢な投資金に併せてプラスαでポイント投資を組み合わせることで投資の効率化にもつながります。

こちらは我が家の資産推移ですが、緑色で示しているLINE証券の項目をご覧ください。

最初は少額で割合も少ないですが、月を追うごとに資産に占めるシェアが拡大しているのがお分かり頂けるかと思います。

最初は少額過ぎて「これって意味あるの?」と思うかもしれませんが、、、

ポイントで株を購入➡購入した株から配当金がでる➡追加で獲得したポイントと配当金を再投資といった流れで、ポイントで築いた資産も複利運用され、存在感が徐々に増大されていきます。

これからの資産形成について悩んでいる方も含め、この機会にポイント投資を取り入れてみてはいかがでしょうか。